収録内容

1.オペラの怪人

「オペラ座の怪人」としてミュージカルにもなり、数々の映画化作品が競ったガストン・ルルーの怪奇小説の映画化。レインズの名演で怪奇映画として以上の感動がもり上がる。
■第16回アカデミー賞 撮影賞、室内装置賞受賞
■監督：アーサー・ルービン
■出演：クロード・レインズ、ネルソン・エディ
■1943年
■カラー
■92分
■PDM-025

2.深夜の告白

ハリウッドの名監督は必ずお手本にしていると言ってよい作品。旦那を殺そうとして色々な問題が起きてきて、最後は彼の告白で終わるというストーリー。ビリー・ワイルダー監督の傑作の一本。
■監督：ビリー・ワイルダー
■出演：フレッド・マクマレイ、バーバラ・スタンウィック
■1944年
■モノクロ
■106分
■PDK-203

3.間諜最後の日

サスペンスの巨匠ヒッチコックのイギリス時代の秀作の一本。ジョン・ギールグッド、「三十九夜」のマデリーン・キャロルの顔合わせで描くスパイの世界。望遠鏡を使った演出はヒッチコックの面目躍如。
■監督：アルフレッド・ヒッチコック
■出演：ジョン・ギールグッド、マデリーン・キャロル
■1936年
■モノクロ
■86分
■PDB-510

4.第3逃亡者

巨匠アルフレッド・ヒッチコックがイギリス時代に監督した初期の傑作。主人公が無実の罪を着せられる、ヒッチコックならではのサスペンスだがスリリングなシーンが挿入され、ハラハラ、ドキドキで画面から目が離せない。
■監督：アルフレッド・ヒッチコック
■出演：デリック・デ・マー二イ、ノヴァ・ピルブーム
■1937年
■モノクロ
■80分
■PDB-520

5.謎のストレンジャー (水野晴郎氏の生解説付、日本語字幕のみ)

「市民ケーン」の完成でRKO社と大もめにもめたオーソン・ウェルズ。ハリウッド中が彼を敬遠する中、手をさしのべたのがサム・スピーゲル。ウェルズの才能が溢れたこの作品は本当におすすめですよ。
■監督：オーソン・ウェルズ
■出演：エドワード・G・ロビンソン、オーソン・ウェルズ
■1946年
■モノクロ
■94分
■PDK-238

6.サンセット大通り

ハリウッドの裏側を、よくぞここまで描いたものだと感心する。さすが名匠ビリー・ワイルダーである。ウィリアム・ホールデンはこれで大スターの地位を獲得。往年の大女優グロリア・スワンソンは見事に返り咲いた。
■第23回アカデミー賞 脚本賞、劇・喜劇映画音楽賞、美術(監督・装置)賞受賞
■監督：ビリー・ワイルダー
■出演：グロリア・スワンソン、ウィリアム・ホールデン
■1950年
■モノクロ
■111分
■PDD-148

7.郵便配達は二度ベルを鳴らす

何回も映画化されたジェームズ・M・ケインの殺人ミステリー。その中でも一番面白く娯楽性たっぷりなのがこの映画。ラナ・ターナー、ジョン・ガーフィールドという適役中の適役が魅力たっぷり。
■監督：テイ・ガーネット
■出演：ジョン・ガーフィールド、ラナ・ターナー
■1946年
■モノクロ
■113分
■PDM-050

8.舞台恐怖症

サスペンスの巨匠ヒッチコックとマレーネ・ディートリッヒの競演。謎解きを中心に据えたストーリー展開とヒッチコック演出の醍醐味が味わえる傑作だ。劇中のディートリッヒの歌声もいい。
■監督：アルフレッド・ヒッチコック
■出演：マレーネ・ディートリッヒ、ジェーン・ワイマン
■1950年
■モノクロ
■110分
■PDB-529

9.オルフェ

ギリシャ神話のオルフェウス伝説をもとに、ジャン・コクトーが現代の詩人の物語に翻案、自ら監督した美しくも幻想的な作品だ。冥界と現世が渾然となったストーリー展開とカメラ・ワークに魅せられる。
■監督：ジャン・コクトー
■出演：ジャン・マレー、マリア・カザレス
■1949年
■モノクロ
■95分
■PDB-516

10.フランケンシュタインの花嫁

ハリウッド・ホラーの先駆となった大ヒット作に続くジェームズ・ホエール監督のフランケンシュタイン第二弾。今度はモンスターの花嫁が登場。少々のホラーには及ばない凄みがこの映画の中にある。
■監督：ジェームズ・ホエール
■出演：ボリス・カーロフ、ヴァレリー・ホブソン
■1935年
■モノクロ
■75分
■PDK-221