六代目 春風亭柳橋 / 五代目 春風亭柳朝
■六代目 春風亭柳橋
●しゅんぷうてい りゅうきょう
●明治32年(1899年)10月15日-昭和54年(1979年)5月16日
●本名、渡辺 金太郎(わたなべ きんたろう)東京市本郷区(現:東京都文京区)出身
●出囃子は『大阪せり』
●本郷の大店 紺屋の息子。落語家としては珍しい裕福な生い立ち。柳家 金五楼と共に日本芸術協会を設立し、長きに渡り会長を務めた。名実ともに落語界の頂点、長期権力者として君臨した。得意演目は「碁どろ」「天災」「時そば」「長屋の花見」「猫久」など、明治の心意気を感じさせる落語家である。
■五代目 春風亭柳朝
●しゅんぷうてい りゅうちょう
●昭和4年(1929年)10月29日-平成3年(1991年)2月7日
●本名、大野 和照(おおの かずてる)東京市芝区新橋(現:東京都港区新橋)出身
●出囃子は『さつまさ』
●五代目 蝶花楼 馬楽(後の林家 彦六)に入門から10年で真打昇進、当時としては遅咲きであった。1960年代にテレビ、ラジオなどへの出演機会を得ると七代目 立川 談志、三代目 古今亭 志ん朝、五代目 三遊亭 圓楽らとともに”落語四天王”と呼ばれた。門下に春風亭 一朝、春風亭 小朝らが育つ。
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