モン・サン・ミッシェルは、フランスの北西部ノルマンディー半島の付け根にあるサン・マロ湾の小島に造られたカトリックの修道院である。もともとは古代ケルト人の聖地であったが、708年、アヴランシュ司教のオベールが、夢の中でお告げを受け礼拝堂を建造したのが始まりとされる。以来、増改築が重ねられ13世紀には現在の規模になった。
ヴェズレーの教会と丘は、861年にベネディクト会修道士が丘の上に建造し、後にマグダラのマリアの聖遺物を保存するために捧げられた。